香港有個荷里活 [Hong Kong]
タイトルを日本語にすると「香港にはハリウッドがある」というところでしょうか?実はこのタイトル、ある映画から拝借したものだ。その映画は【今日の一本】で紹介します。
今日の話題はショッピングモール。冒頭に書いた『香港有個荷里活』はハリウッドプラザというショッピングモールの程近くにあったスラムでのお話。つまり『荷里活』とはショッピングモールの名前だったのです。ちょっと洒落てる。
香港はいたるところにショッピングモールが点在している、というか、大きな集合住宅の低層階は大体が小規模のお店の寄り集まった商店街と化している。
中国では昔から城塞が各地に点在し、生活がその中でクローズするようなところがあったようだが、その流れは現在のショッピングモールに受け継がれているようだ。
ただ大規模なショッピングモールになると、中に入っている専門店は大体同じ、どこに行っても金太郎飴的に内容が一緒。原因は財閥系が支配する香港経済にある。大体の有名どころのお店は4~5つほど存在する財閥系のどこかに組み込まれている。大規模なショッピングモールはそれら財閥系が仕切っている、そのためほとんどの場所で代わり映えしないお店そろえとなってしまう。
少し風変わりなショッピングモールがあってもいいようなものですが...。
【今日の一本】
中国人の女優『周迅』が好演している香港のとあるスラムを舞台にしたお話。
ありそうでなさそう?なお話ですが、香港が舞台なら許せる内容かな?
ちょっとグロテスクな内容に好き嫌いの分かれるところですが、これを見て香港は怖いところ、なんて思わないで頂きたい。
そういえば、主演の周迅小姐、大陸出身のはずだけど、この映画ではしっかり広東語を喋ってました。彼女は本当に広東語が喋れるのでしょうか?知っている人がいたら教えて欲しい。
つながる便利さ [雑感]
気が付いたら4ヶ月もサボってしまいました。
一度サボり癖がつくと元に戻るためには非常にエネルギー、というか気力を必要とすることを改めて思い知らされました。
さて、その復帰第一回目の話題が新しい携帯というのもすこし寂しい気がするのですが、とりあえず。
香港に来て初めて自分で携帯を買った。というのも今までは会社が支給してくれたものを使っていたので自分で買う必要がなかった、というのが理由。
新しい携帯を買って最初に気になるのが、電話帳の書き換え。日本の携帯事情にすっかり疎くなってしまった私。日本では何か過去のケータイのデータを簡単に移す機能ってあるんでしょうか?
今まで私の使っていた携帯の中には200件以上の情報があった。これらを手動で書き換える事を考えると気が遠くなる。
マニアルを眺めていると『Bluletooth』という文字が目に入った。一応私も電子部品業界の片隅で生活をしている身なので、『Bluletooth』なんて前世紀から知ってるよ、と思いつつ考えて見たが、恥ずかしながら、今までこの機能を使ったことがない。
『Bluletooth』とは携帯機器に組み込まれている無線通信機能。個々の機器同士で直接通信を行い、データの交換が可能だ。
前に使っていた携帯にもこの機能が備わっている。早速つないでみた。
これは、『使える』。
200件のデータも数分で転送完了。
今まで使っていなかった機能の便利さに改めて感激。意味もなく画像や音楽データの転送を試して遊んでいた。
人間同士もこんなに簡単に話が伝わると楽なのですが...。ふと感じてしまった。
【今日の一冊】
ちょっと古いけど筒井康隆著『七瀬ふたたび』。
人の心を読むことが出来る七瀬という少女が巻き起こす事件の数々。
直接人の考えがわかるのは仕事を進めるなどでは便利かもしれないが、人の考えていることの全てがわかってしまうというのも考えもの。
この小説は30年ほど前私の好きだったNHKの『少年ドラマシリーズ』でドラマ化されていた。
香港セブンス [Hong Kong]
久しぶりのブログとなりました。
実は二月の後半から上海に行って、日本に行って、帰ってきてからまたまた上海へ。
その間に深圳に行ったり珠海にいったり、気が付けば3月末日。
3月中香港にいたのほんの数日。
今日3月31日は【香港セブンス】開幕の日。
香港セブンスとは7人制ラグビーの国際大会。もちろん日本も代表を送り込んでます。
毎年、この時期にやってるイベント。
ラグビーというと日本国内ではマイナースポーツ。そんなマイナースポーツに7人制という特殊なカテゴリーがあるとは、まさに知る人ぞ知る、といった感じ。
香港では欧米人を中心としてかなり感心が高い、一種のお祭りみたいなもの。
そんな私は、香港に来てからずっと観戦したいと思いつつ、チケットを買いそびれたり、開催中に友人が遊びにきたりで、過去二回は見ていません。
今年、ようやく生観戦の機会に恵まれたのでした。
今日は確か夕方の5時ころから始まるはず。
何とか会社を早退しようと、朝から仕事を片付けているのですが...。
何はともあれ、頑張れ日本代表。
携帯オーディオ進化論 [音楽]
先日、今まで使っていたMP3プレーヤーの調子が悪くなってきたので、AppleのiPod nanoを購入した。
今更iPodを買って喜んでいる私も相当時代から遅れているような気がしてならないなのだが、久しぶりのサプライズに思わず、ブログに記録している。
思えば、私が始めて携帯オーディオを手にしたのは、確か中学3年の頃、当時発売された『Walkman Ⅱ』がそれだ。同じ世代なら誰もが知っているSONYが発売した『Walkman』の後継機種。
当時の常識で言えば、本当に小さかった。おそらく今見ると『巨大』、という表現をせざるを得ないのだろうが....。
もちろん買った時(正確に言うと”買ってもらった”)は心のそこから嬉しかった。
その後、カセットテープは影を潜め、オーディオ媒体は光ディスク(CD、MD)へと進化していく。そのたびに携帯タイプのオーディオを購入しているが、『Walkman Ⅱ』程のサプライズは得られずにいた。
時はながれ、デジタル化の波は遂に記録媒体自体をオーディオ化してしまった。
MP3プレーヤーは、かさ張る記録媒体からの開放を意味した。驚いたことに、香港に来て見ると携帯CDやMD以上にMP3が浸透している。
記憶容量の増加スピードもこれまた速い。ほんの数年で、メモリ容量は数十倍になった。
話をiPod nanoに戻す。最初に書いたとおり、メモリ容量は4GB、今では一般化した『GB』という単位。私が働きだした頃、最新PCのハードディスクが30MB程度だったと記憶する。
当時のPCの100台以上が、今や手のひらに収まってしまう。
十年後のオーディオの形態がどんなものか?これまた気になってしまう。
【今日の一本】
今香港では、TV版のセカチューをやってます。
映画版では『Walkman Ⅱ』が物語の中で重要なアイテムとして登場する。
でも、年代を計算して、『Walkman Ⅱ』が登場したのはもう少し前のことではなかったかな?と思ったのは私だけだろうか?
TV版ではもう少し新しい『Walkman?』を使っているようですが...。
J-POP を想う夜 [音楽]
いつの頃からか『J-POP』というジャンルが定着している。
ネット上のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
によると
『J-POP(ジェイポップ)とは、FMラジオ局のJ-WAVEによって作られた言葉で、フォークとは違う和製ポップスのことを指す。』
とある。
さらに、演歌は含まれず、かつての『ニューミュージック』とは、かなり重なるが、同じ範囲ではないらしい。
J-WAVE の開局は1988年だから、J-POPの歴史は、おおよそ17年程度である。
なぜ突然『J-POP』かというと、先日オフィスで仕事をしていたら、急に日本の音楽が聞きたくなり、『J-POP』というキーワードが頭に浮かんだのだった。
実際、日本を離れてから、日本のミュージックシーンからは随分遠ざかってしまったような気がする。最新のチャートを見ても半分は知らないアーティストだったりする。もちろん曲名などわかろうはずもない。
オフィスでは、定時を過ぎると、香港人スタッフ達は自分の好きな音楽をデスクのパソコンで再生しながら仕事をしていたりする。当然そこは地元香港のPOPSが流れる空間だ。『H-POP』と言うジャンルはないが...。
時計は午後6時をさしている。東京は夜の7時。
なるほど、今宵ピチカートファイブも悪くない。
帰りにHMVにでも寄ってみよう。
【今日の一枚】
香港のHMVにピチカートファイブは期待していなかったのだが、偶然にもこの一枚が残っていた。
早速買ってしまいました。
90年台半ば頃から聞いていたような気がする。既に2001年に解散していた。
少しレトロなサウンドだが、反面今まで聞いたことない新しさがあった。『J-POP』というキーワードがぴったりのバンドだったと思う。
...の理由 [仕事]
長年仕事をしていていると、どうもノリのいい時と悪い時がある。
周期的に好調と不調がめぐってくるかというとそうでもない。今はちょっとノリが悪い。
昔バイオリズムなるものが流行ったことがある。人にはそれぞれ、身体(Physical)、感情(EmotionalまたはSensitivity)、知性(Intellectual)の3つの異なるリズムがあり、その組み合わせで、好調だったり不調だったりするようだ。
本当にそうなのだろうか?どうも人は何かにつけて、物事の結果に対し理由を付けたがる生き物のようだ。
運が悪い時には、ご先祖をないがしろにしているから、とか、病気が続けば家相や風水が悪いといった具合に、自分の力ではどうしようもできないものに、その理由を転化している。つまり自分は悪くない、ということを何とか肯定しようと努力する。
そこに宗教の付け入る隙があるのだが...。
最近の不調は旧正月の休みを引きずったもののような気がするのだが、これもまた、不調の理由を『休み明けのせい』にしている。
いつだったか、何かの記事で読んだのだが、米国で奇妙な理由で仕事を欠勤する人が増えている、らしい。『自分が(今日)結婚することを忘れていた』、『セメントが乾かない』、『幽霊がいる』といった奇想天外な理由がいろいろ載っていたのだが、私が以前いた会社では、下記のような理由で欠勤または遅刻をしていた方がいた(実話です)。
理由1
朝起きて、着替えようとしたら太っていてスーツがはけない。新しいスーツを買いに行くため遅れた。
理由2
両親の夫婦喧嘩の仲裁に入って逆に負傷し病院に行った。
理由3
急行に乗っていたのに、各駅停車に抜かれ、遅くなった。
理由4
冬の朝、家の前の坂が凍っていて下るのに時間を要した。
理由5
ドロボウに入られた。
等々、まだまだ不思議な理由がたくさんあったはずだが、思い出せない。
しかし、理由を作る社員も社員だが、これらの『どう聴いても嘘』という理由を『それじゃしょうがないな』の一言で受理してしまうマネージャーもマネージャーだ。
こんな見え透いた理由を考えるのも、欠勤や遅刻の理由を自分のせいにしたくないという心理から来ているものと分析するのだが、こんなエンターテイメントな理由を提供してくれる人達に感謝する一方、潔く『今日は会社に行きたくないので欠勤します』とか『眠かったので遅刻しました』とはっきり本当の事を言ったほうがいいような気がする。
どんな人でも怠けたい気持ちは抑えられないのだから。そこに理由はない。
最近ブログの更新が滞っているのも自分が怠けているせいです。(どうです?潔いでしょう)
大阪で香港の夜景を [音楽]
既に昨年の話となってしまい申し訳ないのだが、12月に日本に出張したときのこと、大阪で久しぶりにパチンコをした。
完全にデジタル化したパチンコ台に勝てるわけはないのだが、なんとなく遊んでしまうのが、パチンコの魔力。
幾つか台を見てまわると、なぜかテレサ・テン(鄧麗君)の台がある。
テレサ・テンといえば、台湾出身の演歌歌手、その活動範囲は広く、大陸(中国)、日本を含め多くの根強いファンがいる。
さて、このパチンコ台、背景に幾つかのパターンがあるのだが、その一つに香港の夜景があった。
まさか、大阪の片隅で、香港の夜景に出会うとは。
それにしても昨今のCGはよくできている。夜景の細かいところまでよく再現していた。
更にリーチがかかると、香港の夜を鳳凰が飛翔する。北京道の路地から彌敦道へ、そして鳳凰は空高く舞い上がり、香港島方面へと向う。
この経路を鳳凰のアングルで写しだすCG、ネオンの場所、色まで、正確だ。思わず感動。
しかし、そのリーチは当たりにはならず、その夜の収支はもちろんマイナスに終わった。
【今日の一枚】
テレサ・テンの歌を真面目に聞いたのは香港に来た後。
スローなナンバーが多く、耳に慣れ親しんだ曲ということもあり、中国語の学習の副教材的な感じで聞いている。
たまにマンダリン(普通語)をカラオケ習得する方法が紹介されていたりするが、それは無理。
あくまで歌は歌でしょう。
京都はやっぱり有名? [旅行]
私の運営するサイト「On the Street Corner of Hong Kong」 http://otscohk.hp.infoseek.co.jp/ のコラムにも書いたことだが、香港では特に年末年始のお休みがない。
今年の日本は、長い休みの取れる会社だと、今日10日が初出社のところもあるようだ。
かく言う私は2日から働いており、今年は既にかなり働いたような気がしてならない。今日の午後からはまたしても上海に行かなければならない。
さて、本来のコラムサイトもさることながら、このブログも最近滞りがち、今年はもう少し多く記事を執筆したいと思っている。
今回の題名、京都がキーワード。
昨年12月に日本へ出張した際、週末の一日を京都で過ごした。その時撮影した写真を壁紙として使っているのだが、先日社内でプレゼンを行った時に、この壁紙が、同僚達(香港人、中国人)の目に留まった。
「あの風景は何処だ?」ということなのだが香港人には”Kyo-To”で通じた。しかし中国人はイマイチピンと来ていない様子。中国語発音の”Jing-du”と説明したところ。すぐにヒットし、「他の写真もあったら見せてくれ」と言われた。
中国では同じ場所でも漢字で表記すると、発音も違う。確かに日本人も中国の各地の地名を日本語読みで発音している。日本語発音で中国の地名を言っても、中国人は誰もわかってくれないだろう。これと逆のことが起きたまでのこと。
それほど不思議なことではないのだが、京都は国際的に”Kyo-To”で通じると思っていた私にとって、多少違和感を覚えた。
すこし変わった日本? [日本]
12月の前半、出張で日本にいた。
今回は10日以上という長期戦、自然と週末も含まれる。
香港に帰る直前の土曜日に横浜で友人と会った。
西口の裏にある、ホルモン焼きで一杯やる。こんな時やはり日本人でよかった、などと思ってしまう。
さて、お店の中でのこと。
もともと狭い店内なので、隣りのテーブルの話題もその気が無くとも聞こえてしまう。
お隣で話していたのはサッカーの話題。来年2006年はワールドカップイヤーということも有り、サッカーの話題はそれほど不思議ではない。しかし以前、こんなホルモン焼きのお店で、サラリーマン風のお客が話す話題といえば、まずプロ野球ではなかったか?
私自体、今年の優勝チームがどこであったのかよくわかっていない、日本のプロ野球。
人気が低迷している様子はうすうすとは聞いている。
日本も少しずつ変わっている事を、横浜の片隅で気づいた夜。
雪の延暦寺 [旅行]
前回書いたとおり、先週から日本に出張に来ている。
今回は関西方面がメインとなったため、大阪で一人週末をすごすことになった。
せっかくだから京都にでも足を伸ばそうと思い立ち、すこし早起きしていざ京都へ。
なれない事をすると、どうもろくなことが無い。京都につくと外は小雨模様。
どうしたものかと京都駅のスターバックスでコーヒーを飲みつつ、観光案内でもらった地図を見ながら計画を立てる。
京都は過去に何度か来ており、有名どころは大抵見ている事に気が付いた。
それであれば、一人旅でもあるし、今日はゆっくり徒歩で京都を見物してやろうと、ひとまず鴨川沿いの遊歩道を7条辺りから登り始めた。
徒歩で移動していると、何かと観光では見られないものが見えてくるもの。加茂川に面したおしゃれななカフェや、裏道の静かな通り、終わりかけた紅葉。
目的も無く、歩くということは、ある意味贅沢な事かも知れない。
出町柳まで登ってくると、比叡山鉄道の文字が見えた。そういえば比叡山には登ったことがない。
ここは一つ延暦寺でもお参りしてくるかと思ったのが運のつき。
ケーブルーカーとロープーウェイを乗り継ぎ比叡山の山頂に着くと、ふもとで降っていた雨はすっかり雪に変わっており、周りは一面銀世界と化していた。
紅葉と、雪景色を一日に味わえることはそうあるまい。これまた贅沢な体験をしたものだと、内心喜んでいたのも束の間。12月1日より延暦寺へのシャトルバスが運休している事を知る。
ここまで来て延暦寺に行かずに下山するのも癪だ。雪の降り積もった山道を延暦寺に向け歩き出した。ガイドによると徒歩で約30分とある。
その後、延暦寺の幾つかのお堂を見て周り、結局雪の比叡山を3時間ほど歩き廻った。
岐路に着いたのは4時半頃。
大阪についたのは7時過ぎ。あまりの寒さに、部屋に戻るとすぐにバスタブにお湯を張って、入浴する。
考えて見ると、朝10時頃から歩き出し、途中30分ほど鉄道で移動した以外は全て徒歩で京都内を移動していたことになる。
おかげで、いろいろ珍しいものが見られたのだが、翌日は激しい筋肉痛がおまけとして付いてきた。
少しは年齢を考えて行動するべきであったか?











